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政府・大学の主な研究開発拠点

情報

日本の半導体産業が新たな局面を迎えています。政府の積極的な支援策と大学の先進的な研究施設の設立、そして世界的な半導体メーカーの日本進出が相まって、日本は再び半導体技術の最前線に躍り出ようとしています。

横浜国立大学の半導体・量子集積エレクトロニクス研究センターや東北大学のGlobal INTegration Initiative (GINTI)など、最先端の研究施設が次々と誕生しています。これらの施設では、3D集積技術やチップレット技術など、次世代半導体の鍵となる技術の研究開発が進められています。

さらに、サムスン電子やアムコー・テクノロジーといった世界的な半導体企業が、日本に新たな研究開発拠点を設立する動きを見せています。これは日本の技術力と人材の高さ、そして政府の支援策が評価された結果と言えるでしょう。

こうした動きは、日本の半導体産業の復活と、世界をリードする先端半導体技術の開発につながると期待されています。産学官の連携が強化され、オープンイノベーションの推進により、日本の半導体技術が再び世界の舞台で輝く日も近いかもしれません。

ここでは、日本の半導体研究の最前線を担う政府や大学の研究施設を紹介し、日本の半導体産業の明るい未来を探ります。

公的研究機関、国家プロジェクト

TSMCジャパン3DIC研究開発センターTSMCジャパン3DIC研究開発センターは、半導体業界におけるシステムレベルのイノベーションを目指し、マテリアルの開発を中心に、日本のパートナーと連携しながら研究開発を行う施設です。特に、3次元(3D)実装技術の研究に注力しています。茨城県つくば市
産総研ー先端半導体研究センター先端半導体研究センターは、半導体が社会課題の解決や産業競争力強化に不可欠な存在となっていることと、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)の推進による半導体の重要性増大を設立背景とした研究センター。研究開発、共用パイロットラインの構築、社会実装、人材育成を一貫して推進することを特徴としている。東京都千代田区
技術研究組合最先端半導体技術センター技術研究組合最先端半導体技術センターは、次世代半導体の研究開発を行う日本の技術研究組合であり、国内産業界とアカデミアの総力を結集し、国際連携により高度デジタル社会の健全で持続的発展に貢献することを目的としています。
スーパークリーンルーム設備一覧
東京都千代田区
物質・材料研究機構(NIMS)半導体材料の基礎研究から応用研究まで幅広く取り組んでいます。茨城県つくば市
TIATIAは、産業技術総合研究所(産総研)、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、東京大学および東北大学の6機関で構成される連携の枠組みです。茨城県つくば市
産業技術総合研究所 エレクトロニクス・製造領域NPF (ナノプロセシング施設)、COLOMODE (未踏デバイス試作共⽤ライン)、AIDC (AIチップ設計拠点)、CMF (クリエイティブミニマルファブ)、MEMS (MEMS研究開発拠点)、SCR (スーパークリーンルーム産学官連携研究棟)といった研究施設を運営しています。茨城県つくば市
文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラナノテクノロジープラットフォーム(NanoTech JAPAN)は、文部科学省が推進する先端研究基盤共用促進事業の一環として運営されています。このプラットフォームは、日本全国の大学や研究機関に設置された最先端の研究設備と専門知識を、産学官の研究者に広く共用する体制を構築しています。茨城県つくば市
三次元半導体研究センター8インチのシリコンウェハラインを有し、評価用のTEGチップ開発、TSVを用いたチップの三次元積層や、プリント基板の代わりにシリコン基板を用いるシリコンインターポーザの開発も可能です。福岡県福岡市
理化学研究所 創発物性科学研究センター (CEMS)環境負荷を抑えたエネルギー効率の高い技術や、消費エネルギーを極限まで削減する革新的な科学技術の研究を行っています。膨大な数の構成要素が協働して発現する「創発物性」の原理を探求し、物理学・化学・エレクトロニクス分野のトップ研究者が連携して、持続可能な社会の実現に向けた基盤技術の開発を進めています。埼玉県和光市

大学機関

東北大学 三次元スーパーチップLSI試作製造拠点 GINTI東北大学が運営する8/12インチのR&Dファブで、新しい2.5D/3D集積技術の研究開発を行っています。半導体産業および関連産業の増大するR&Dニーズに応えるため、チップメーカー、装置・材料サプライヤー、大学、新興技術企業と協力し、製造環境で新しい設計、集積方法、プロトタイプシステムをテストしています。宮城県名取市
東北大学 試作コインランドリ μSICMEMSを中心とした各種デバイス試作開発のための共用施設です。100台以上の装置を企業や大学などに開放し、研究開発や実用化を支援しています。宮城県仙台市
筑波大学 イノベイティブ計測技術開発研究センターナノスケールの材料解析や構造解析に焦点を当てており、3次元アトムプローブ(3DAP)などの最新技術を用いたセミナーや研究活動を実施しています。物質・材料研究機構(NIMS)との連携も行っており、ナノテクノロジーや材料科学の分野で革新的な計測技術の開発を目指しています。茨城県つくば市
東京科学大学 総合研究院 集積Green-niX+研究ユニット半導体集積回路の高速化と低消費電力化を目指す先端的な研究施設です。2次元物質を用いたFET、熱電素子、3次元的な高集積化など、次世代半導体技術の開発に取り組んでいます。神奈川県横浜市
京都大学 Semicon Lab.SiCを用いた超低損失パワーデバイスや極限環境集積回路、低消費電力不揮発性メモリ、ワイドギャップ半導体を用いた新機能センサーなど、幅広い研究テーマに取り組んでいます。京都府京都市
半導体研究所 – 上智大学上智大学創立100周年記念事業の一環として、西澤潤一博士の功績を記念し、半導体工学及びこれに関連する基礎電子工学・基礎物性に関する研究を行ない、もってわが国の学術・文化の発展に寄与することを目的とし、2009年10月1日設立されました。東京都千代田区
大阪大学 協働研究所大学のリエゾンオフィスは産学連携を促進し、企業と大学研究者のマッチング、共同研究や技術移転の支援、知的財産の管理と活用、産学連携イベントの開催など、大学の研究成果を社会に還元する役割を担っています。大阪府吹田市
東北大学 半導体テクノロジー共創体東北大学半導体テクノロジー共創体は、半導体分野で強みを持つ本学が、社会の将来ビジョンの実現のために、本学全体が有機的に連携し、半導体の様々な分野で、材料、素子から製造装置、プロセス、評価・分析、集積回路までの半導体関連の研究開発を推進し、様々な産学官の研究者、技術者が共創する拠点です。宮城県仙台市
横浜国立大学 半導体・量子集積エレクトロニクス研究センター本センターは半導体・量子集積エレクトロニクスに関する学術の研究と新技術の社会実装を加速する研究拠点として、半導体「後工程」の研究力を強化し、我が国の半導体産業のサステナビリティの確立に寄与することを目的として2024年4月に設置しました。神奈川県横浜市
未来エレクトロニクス集積研究センター(CIRFE)次世代の半導体技術と電子デバイスの研究開発に特化した施設です。センターでは、窒化ガリウム(GaN)などの新材料を用いた革新的な半導体デバイスの研究や、省エネルギー技術の開発に取り組んでいます。愛知県名古屋市
立命館大学 半導体応用研究センター半導体応用研究センターは、半導体新材料の開拓や新規応用における戦略的研究など、半導体新産業の源流となる世界的応用研究拠点を目指します。滋賀県草津市
豊橋技術科学大学 半導体研究施設次世代半導体・センサ科学研究所(IRES²)は、半導体・センサ・MEMSデバイス技術開発と農業・ロボティクス・ライフサイエンス分野との異分野融合研究を推進する研究拠点です。愛知県 豊橋市
半導体産業技術研究所 – 広島大学半導体産業技術研究所は、半導体の産業技術に関する研究・開発を行い、学内外と連携して半導体産業の戦略を提言することを目指しています。研究部門は半導体戦略研究部門、ナノデバイス研究部門、異分野融合研究部門から構成され、最先端の研究と人材育成を進めています。広島県, 東広島市

参考サイト

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