半導体産業の世界市場

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半導体産業の市場規模

半導体製品全体の市場規模は、2019年末時点で、4,000億ドル、日本円で40兆円を超えています。

そのうち約8割にあたる3,000億ドル以上を集積回路(IC)が占めています。

IC以外には、センサー、光デバイス、ディスクリート製品があります。

ICの内訳は、ロジック、メモリがほぼ同規模で6割を占め、マイコン、アナログの順となっています。

アジアでの生産量が圧倒的に多く、今後も拡大していく傾向にあります。

今後成長が期待される分野を挙げてみます。

人工知能(AI)
ビッグデータ
5G・6G 次世代通信システム
自動車(CASE)

半導体製造装置の市場規模

SEMIは、2022年の半導体製造装置の市場規模を1175億ドル(16兆円 @136円/ドル換算)と発表。

EETimes 世界半導体製造装置市場、2022年は過去最高に

 

半導体材料の市場規模

半導体材料の市場規模は2021年で64億ドル(8700億円@136円/ドル換算)。

SEMIのレポート

半導体材料市場の業界研究 | Semiジャーナル

 

半導体工場の設備投資

SEMIの発表によると、2020年の半導体工場設備投資額は578億ドル(6兆円以上)。

 

半導体製造装置の設備投資は、TSMC、Samsung、SK Hynix、ロジック、メモリ大手メーカーやSMIC、YMTCなどの中国メーカーが挙げられています。

1台100億円を超えるEUVなど高額な露光装置や、高積層NANDフラッシュメモリで多く使われるエッチングドライエッチング装置が高い割合を占めています。

参考記事:

 

2020年の半導体市場、前年比5.9%増で回復基調に
WSTS(World Semiconductor Trade Statistics:世界半導体市場統計)は2019年12月3日、2019年秋季の半導体市場予測を発表した。それによると、2020年の半導体市場は前年比5.9%増と回復基調になる...
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