HDD(ハードディスクドライブ)

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HDD(ハードディスクドライブ)

HDDとは

デスクトップパソコンやノートパソコン、データセンターなどで、安価で大容量の記録媒体として、ハードディスクが使われています。

HDDで2.5インチ、3.5インチが主流となっています。

データの読み書きを行う磁気ヘッド、先端に磁気ヘッドを配置し読み取り位置を操作するサスペンション(ジンバル)と、それを駆動させるアクチュエーター、データを記録する円盤のプラッタ、プラッタを高速回転させるスピンドルモーター、構成部品を格納するフレーム、外部機器とのインターフェイスなどから構成されます。

Wikipedia:ハードディスクドライブ

メーカー

HDDメーカーは、現在、シーゲートテクノロジー、ウエスタンデジタル、東芝の3社。構成部品のサプライヤーとしては、TDK(磁気ヘッド)、昭和電工、HOYA、富士電機(プラッタ)、日本電産(スピンドルモーター)、ニッパツ(サスペンション)などがあります。

製品開発

HDDの性能、容量は、記録密度、プラッタの枚数などで決まります。

・SMR(瓦記録) 瓦屋根のように重ねて記録することで記録密度を高めます

・HAMR(熱アシスト磁気記録)熱エネルギーを加えることにより磁気記録を行います。

・MAMR(マイクロ波アシスト磁気記録)マイクロ波によりエネルギーを加えて磁気記録を行います。

参考サイト:
Part1 ハードディスク・ドライブの内部構造
ハードディスク・ドライブ(HDD)はストレージの代表格である。入出力性能を重視したハイエンド・モデルから,価格重視の大容量コンシューマ向けローエンド・モデルまで,HDDには様々な種類がある。HDDを選択するときの主なポイントは,(1)容量(...

https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2015/08/70_08pdf/a08.pdf

Seagate、「HAMR」技術で世界最大容量の16TB HDD ~2020年にも20TB超へ拡張
米Seagateは、「HAMR (Heat-Assisted Magnetic Recording)」技術を採用した、世界最大容量となるエンタープライズ向け3.5インチ16TB HDDを製造し、製品試験段階に入ったことを発表した。
次世代HDD技術がついに登場、東芝はMAMRで勝負する|電子デバイス新潮流~専門記者の最前線レポート by 電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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